Case Study 事例紹介

Case.8

パートナーループ

株式会社シマノ様×日本マテリアル株式会社様×藤岡エンジニアリング株式会社様

自動車ハンドルが釣具のリールへ再生!
岡山発「グリーンマグネシウムプロジェクト」始動。

平林金属は、株式会社シマノ、日本マテリアル株式会社、藤岡エンジニアリング株式会社と共同で、自動車ハンドルに使用されていたマグネシウムを高品質な原料へ再生し、新たな製品へと活用する「グリーンマグネシウムプロジェクト」を始動しました。
これまで、自動車ハンドル由来のマグネシウムはウレタンの剥離が難しく、経済合理性の確保といった課題から、リサイクルの社会実装には至っていませんでした 。こうした課題に対し、平林金属の「もったいない」精神に賛同いただいたシマノの発案から、2025年に実証実験がスタート 。平林金属が培ってきたリサイクル技術と徹底した選別工程により、安定的な資源回収を実現しました。

※グリーンマグネシウムとは、再生可能エネルギーの活用やリサイクル資源の利用などを通じて、製造から再資源化までの過程におけるCO₂排出量を低減した環境配慮型のマグネシウムです。

平林金属で回収・選別された素材は、日本マテリアル岡山工場にて溶解・精錬され、高品質なリサイクル原料として再生された後、藤岡エンジニアリングにてリール部品へと成形されます。本プロジェクトは、岡山県内企業が連携し、資源回収から溶解・精錬、成形までを地域内で完結させる資源循環スキームであり、マグネシウム to マグネシウムによる高品質な資源循環を実現したものです。このスキームにより、シマノの厳しい社内基準をクリアしたリサイクル原料100%を使用したリールの試作に成功しており、最終的には製品化の検討が進められています。
再生マグネシウム材は、バージン原料と比較してCO₂排出量を約90%削減できることが確認されています。地域内で資源を循環させることで、輸送コストや輸送時のCO₂排出といったサーキュラーエコノミー推進における重要な課題解決にも貢献する、新たなモデルケースとなります。本プロジェクトで構築した地域循環型スキームの展開を通じて、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。

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平林金属株式会社 サーキュラーエコノミー推進部

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