Case Study 事例紹介

Case.7

パートナーループ

西日本旅客鉄道株式会社様×ジェイアール西日本商事株式会社様×オカモト株式会社様

忘れ物ビニール傘が新たな傘へと再生!
4社協業で資源循環モデルを構築。

平林金属は、西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)、ジェイアール西日本商事株式会社、オカモト株式会社の4社協業で、駅や列車内で回収された忘れ物のビニール傘を再資源化し、新たな製品として再生する取り組みを開始しました。
この取り組みでは、JR西日本が近畿エリアで回収した傘を、平林金属でシート部分と鉄の骨組みに分解・選別。シート部分はオカモトへ送られ、ペレット化されたのち、ジェイアール西日本商事とオカモトの企画・製品化を通じて、リサイクル傘やクリアファイルなどの製品に生まれ変わります。リサイクルされた傘は、JR西日本グループのホテルにて貸し出し用として活用される予定です。

また、分別した鉄の骨組みについても平林金属が破砕・選別を行い、鉄鋼メーカーへ販売することで再資源化につなげます。
忘れ物として発生する傘は、近畿エリアで月約9,000本にのぼり、ビニール傘は約4,000本になります。そのうち廃棄せざるを得ない傘は産業廃棄物として処理されてきました。こうした課題に対し、ジェイアール西日本商事とオカモトがビニール傘のリサイクルを検討する中で、手解体に対応でき、素材ごとの分別にこだわる平林金属のリサイクル技術に注目いただき、本取り組みへの参画に至りました。約1年半にわたる検証を経て、2025年4月より運用を開始しています。本プロジェクトを通して、社会貢献と事業性の両立を目指し、サーキュラーエコノミーに貢献していきます。

Contact お問い合わせ

平林金属株式会社 サーキュラーエコノミー推進部

086-724-0211

受付時間:平日 8:00~17:00