Case Study 事例紹介

Case.4

クローズドループ

タイガー魔法瓶株式会社様

新プロジェクトでサーキュラー
エコノミー実現へ!

熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(本社:大阪府門真市)は、持続可能な社会の実現のために「使用済みステンレス製ボトルの回収と再資源化」の取り組みをスタートさせました。

今回のプロジェクトで当社は「サーキュラーエコノミー実現」のためのパートナー企業として参画。回収したボトルを原料として循環させるネットワークで「破砕と素材選別」を担っています。
具体的な工程としては、最初にステンレス製ボトルを回収。
当社が適切にリサイクル加工(ステンレスや樹脂原料に戻す作業)し、それを金属/樹脂メーカーに供給することで再生ステンレス材および再生樹脂製品が生産されます。

最終的に再生ステンレス材は、タイガー魔法瓶を含む各メーカーで新たな製品へと生まれ変わり、再生樹脂製品はタイガー魔法瓶の各生産工場で活用されています。

ちなみに回収されたボトルの多くは、ステンレスが2層になった真空断熱構造。
樹脂製の中栓やカバーが付いたものや、断熱性を高めるためにステンレス層の間に銅箔を挟んだ製品もあり、そのため選別には手間が掛かりますが、「リサイクル技術が高く、『えこ便』で一般家庭からの回収ルートを持つ平林金属の協力は心強い」とタイガー魔法瓶様からも高い評価をいただいています。

ボトルの回収は、当社が展開する資源集積施設「えこ便」や同事業の参画団体からも受け入れ、トレーサビリティー(追跡可能性)を確保するため、他の廃棄物と分けてリサイクルしています。

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平林金属株式会社 サーキュラーエコノミー推進部

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