Three pillars of high quality 高品質の三本柱

Three pillars of high quality 高品質の三本柱 Three pillars of high quality 高品質の三本柱

ものづくりを進化させ、高付加価値を生み出す「技術開発」、不純物を取り除き高純度な品質を維持し続けるための「徹底分解・徹底選別」、それら2つの柱を支えている「社員の意識(もったいない精神)」。この3本柱は、どんな時代になっても私たちヒラキンのこだわりであり、ヒラキンの品質水準を支え、進化するための真髄であり真骨頂なのです。

  1. ( 高品質の三本柱 01 )

    技術開発

    進化するための牽引役「技術開発部」
    「ヒラキン発」の技術が全国のリサイクラーへ

    全国のリサイクル企業の中で、大変珍しいと評価いただいているのがヒラキンの「技術開発部」。精緻で高純度なリサイクルを実現するための新たな設備や技術を生み出し、ヒラキンが進化していく為の牽引役として2001年にスタートしました。以後、社内はもちろん、家電メーカーや素材メーカーから要望や課題をいただき、共同で研究開発を進めながら、求められる答えを一つずつ出してきました。課題は常にあり、解くまでに何年も要するものも珍しくなく、毎日が挑戦の連続です。既製品の選別ラインというものが存在しないリサイクル業界の中で、金属やプラスチックの持つ特性を利用し、どの方式を採用するか、機械の組み合わせや順番をどうするか、など、現場と一緒になって試行錯誤を重ね、オリジナルの設備と販路開拓を含めた資源循環の為のノウハウを育てています。また、独自に設計したラインを設置して終わりではなく、実稼働にたどり着くまでには、さらに微調整や改良が必要です。その点、グループ企業の中に機械製造やメンテナンスを専門とする「ヒラキンテック㈱」があり、最終調整までグループで連携しながら自ら組み立てられるのも強みです。最近では全国各地のリサイクラーからの依頼で設計から製作・据付、実稼働までトータルでコーディネートさせていただく事例も出て来ました。
    近年、製造メーカーが「サーキュラーエコノミー(循環経済)」への転換に向けた取り組みを始める中で、ヒラキンの「技術開発部」が積み重ねてきたノウハウ・実績・ビジネスモデルをベースに興味を持っていただける機会が増え、動脈(製造メーカー)・静脈(リサイクラー)の連携が加速しています。技術開発部は「サーキュラーエコノミー技術開発・推進本部」へと進化し、ひとつでも多くのパートナーシップの構築に向けて従来の領域を超えたチャレンジを続けています。

    • 技術開発
    • 技術開発
  2. ( 高品質の三本柱 02 )

    徹底分解・徹底選別

    ヒラキンブランドの真髄
    人の手と目が精度を上げる

    徹底分解・徹底選別は「不純物が少なく、品質が安定」と定評のあるヒラキンブランドの真髄です。高品質を実現するために、機械の組み合わせを工夫し、既製品でまかなえないときは技術開発部と連携して自分たちで作り、近赤外線や色彩センサーなどの最新技術も取り入れ、目的に応じた分解・選別ラインを構築。鉄はもちろんのこと、非鉄金属は銅・アルミ・ステンレスなどグレード毎に30種類以上、プラスチックもPP・PS・ABSなど材質や色別に30種類以上に細かく選別しています。そして、各工場のラインには必ず徹底的に手で分解したり、選別したりする工程を組み込んでいます。精度を上げるために機械がいくら頑張っても95点くらいのところを、最終的に人の目と手が入ることで、限りなく純度100%に近いリサイクル原料が出来上がります。分解・選別の精度を上げ、どこに出しても恥ずかしくない高品質を実現する。そしてこれからは、高品質に加え、その一歩先にある「リサイクル原料に魂を込める」という新たな挑戦を始めました。社員一人ひとりが真心という魂のこもった再生資源を生み出していく。これができた時、本当のヒラキンブランドが確立されます。

    徹底分解・徹底選別
  3. ( 高品質の三本柱 03 )

    社員の意識

    誰かがやらなければならない仕事だから
    自分がやる

    「たとえば、みんなでお花見をします。ビールやジュースを飲みました。空き缶が出ます。全員でやる必要はないけれど、誰かが片付けるから、きれいになります。同じように、全員がやらなくてもいいけれど、何人かに一人、片付ける側の人がいるから、町がきれいに保たれて、資源が循環する。片付ける仕事も大切だな、誰かがやらなければならない仕事なら自分がやろう。そう思える人は是非ヒラキンに来てください。活躍できる場がたくさんあります」平林実社長は毎年、就職説明会に集まった学生たちに、こう語りかけてきました。つまり、「空き缶を捨てる側になるか、片付ける側になるか」と問われて、「自分は片付ける側で頑張ってみる!」と答えを出した人たちが、ヒラキンの社員なのです。人が捨てたものでも、誇りを持って「貴重な仕事だ」と取り組む。暑い夏も寒い冬も黙々と作業する。そういう現場社員を事務社員も一生懸命にサポートする。目の前にあるものを「ゴミ」ととらえている社員は一人もいません。一般の人からは「廃棄物」にしか見えなくても、〝もったいない精神〟が根付いているヒラキンでは「宝の山」となります。全員で助け合い、支え合い、温かく、チームワークの強い職場です。リサイクル資源なしではものづくりができない時代。自分たちの意識や心がけが目や手を動かし、貴重な資源を生み出している、という自負があります。

    • 社員の意識
    • 社員の意識

    何事にも全力投球 HIRAKIN WAY

    「HIRAKIN WAY」とは何か。それは一言では表現できません。イメージされる言葉を並べると、総合力・独自性・徹底的・粘り強さ・継続力・チームワーク・・・といったところでしょうか。先日はこんなエピソードがありました。地域のマラソン大会への参加を社内で呼びかけたところ、予想をはるかに上回る90名を超えるエントリー!ヒラキンと言えばソフトボールを始めスポーツ活動が盛んですが、シーズンイン間際のチームからの参加は僅かで、蓋を開ければ大半が一般社員からの自発的なエントリーでした。この様に、仕事以外の所でも、やるとなったら一致団結して全力投球するのがHIRAKIN WAY。他にも、ソフトボール部優勝祝賀会の企画や、岡山の祭り「うらじゃ」への連続出場など、様々な場面で工夫を凝らし、こだわりを持って取り組んで来たことで、気付けば自発的に行動し、互いに協力する風土が醸成されていました。