平林金属株式会社

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「ヒラキン」を表す5つのキーワード

平林金属(ヒラキン)はどんな会社ですか? と問われたら、キーワードは5つ。
「もったいない」「ありがたい」「独自性」「高品質」「日本リーグ加盟」です。

「もったいない(MOTTAINAI)」は、ノーベル平和賞受賞者ケニア人女性ワンガリ・マータイさんが、環境を守る国際語として国連の場から世界に発信し、日本以外でも広く知られるようになった言葉です。私たちヒラキンは、創業以来、一貫して、人や社会が「ゴミ」と思うものを「資源」と見て「ここから生かせるものを」と仕事をしてきました。「捨てるのはもったいない、釘一本見逃すな」は創業者の口癖です。そうやって日々を積み重ねて60年、「もったいない」はヒラキンの社風になりました。

「ありがたい(ARIGATAI)」は「有り難い」。難しいことが有る-すなわち「困難」という意味と、有ること自体が難しい-つまり「貴重で尊い」と、自分流の解釈で2通りの意味を持たせて使っています。「困難」を常とすれば、仕事をいただけることはありがたい。だからこそ世の中の役に立ってありがたいと思ってもらえるような仕事をしないといけない。ピンチはチャンス。そして、「片付ける」という仕事に誇りを持って取り組んでいる社員自体が有り難い。だれかが必ずやらなければならない仕事だから、自分がする。そこに価値を見いだして日々、汗を流して働いてくれる。はたらきもの集団。社員は、尊敬に値する存在です。

「独自性」は、例えば、自社に技術開発部門を持っていること。各工場のラインに必ず人の目と手で選別・分解する作業を組み込んでいること。グループ内に「ヒラキンテック」という金属加工の会社を持ち、オリジナルのリサイクル機器の開発・製造・設置・オペレーションまでやっていること。工場に見学に来られた方はみなさんびっくりされますよ、「こんなことまでやっているんですか?」と。おかげさまで、同業の会社から注文を受けて、販売・納品・管理までさせていただく機会も増えています。

なぜ、そこまでやるのか、それはすべて「高品質のものづくりに必要だから」。「各工場のラインに必ず人の目と手で選別・分解する作業を組み込んでいる」のは、機械がいくら頑張っても95点のところを、人の目と手が入ると、ほぼ100点の商品ができるから。「自社に技術開発部門を設けて創意工夫し、オリジナルのリサイクル機器の開発・製造・設置・オペレーションまで手掛ける」のは、既製の機械ではできない高度な分別や分離作業を徹底するため。その結果、高品質なものづくりに対して、日本国内を含め世界中の素材メーカーから高い評価をいただいています。

5つ目に挙げた「日本リーグ加盟」。ヒラキンのソフトボール部は男女ともに日本ソフトボールリーグに加盟して競技活動を行っています。地方の中小企業が日本リーグに参戦していることは極めて珍しい。企業としてスポーツに取り組むぐらいの元気がないとダメ、というのが創業者の考えで、そのためにも安定した経営が絶対条件。経営者としてはプレッシャーですけどね。「元気や勇気をもらった」とファンのみなさんに喜んでいただけることは光栄ですし、単に会社の知名度アップという効果ではなく、信頼や期待、親しみを寄せていただけるのは、選手にとっても会社にとっても大きな喜びです。

代表取締役社長 平林 実

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