今までない品物のリサイクルには教科書はありません。頼りは自分たちの創意工夫のみです。
例えばプラスチックの種類は約80種類。添加物を加えると数万種類にもなると言われています。判別するには見ただけじゃ分からない。プラスチック判別機を使用した高精度な材質判別を行い、素材を学ぶことからリサイクルを始めるのです。
また、国内でリサイクルの道筋ができていないモノは、海外も含め新たにリサイクルのルートを開発する必要があります。いくら解体・選別し高品質な資源ができても、再資源の商品として売れなければリサイクル意味がないのですから。
その他、私たちはシュレッダーダストの固形燃料化への研究、解体のためのオリジナルパワーショベル、家電製品の種類に合わせた解体ライン開発など行ってきました。しかし「これでいい」はありません。常に上を目指した改良、また新しい品物への対応など、蓄積されたノウハウを基に、常に新たなリサイクルへの研究・開発に挑戦しています。
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